引越し料金を少しでも安くする場合、引越し日を考慮することにより引越し料金を節約することができます。
まず、引越し時期ですが、3~4月の春先は、新入生や転勤・就職で引越しする人が急増するので、引越し料金は割高になります。
と言っても、引越し時期に関しては、そうそう変更できるものではありません。しかし、数日であればずらすことは可能な人は多いはず。もしずらせるなら平日に引越しすることを強くオススメします。
平日より休日の方が引越しする家庭の割合は多くなるので、おのずと引越し料金は高くなります。
私も実際に平日と休日で同じ条件で引越し見積りをしてみた所、平日が1万7,500円に対して、土日祝は2万1,700円と、平日より4500円(約1.2倍)も高い見積りになりました。
ちなみに、平日でも金曜と月曜は少々高くなりますので、一番のベストは、火曜~木曜の3日間です。
平日に引越しをするメリット
平日に引越しをする一番のメリットは上記で挙げた通り「料金」になりますが、その他にもメリットはあります。
予約が取りやすい
まずは希望の日時・時間に予約が取りやすいことです。
土曜日・日曜日が休日の人が多く引越を望む人が多いので、土曜日・日曜日は予約が取りにくく、希望の日時に入れられなくて予定の日よりも引越を先延ばししなければならなくなることもあります。希望の時間帯を選んで予約を入れやすいのは非常に大きなメリットと言えます。
ベテラン作業員が多い
引っ越し作業をするアルバイトの質が高いというメリットがあります。
現場を指揮する社員(リーダー)の質は平日であれ、土日祝であれさほど変わりません。しかしアルバイトは平日はベテランのフリーターが多く出勤していますが、土日祝は学生アルバイトが多く出勤するという傾向があります。
生活費を稼ぐためにフリーターとして週5日アルバイトをしている人と、週末に小遣い稼ぎをしにきている人とでは、仕事に対するモチベーションが全然違います。
実際に、私も学生時代に、引越し業者でアルバイトをしたことがありますが、はっきり言って遊び感覚でした。また、物を壊して社員に怒られているバイトもいたし、1日で辞めていくバイトも多数いました。
平日は引越し料金が安くなるというメリットもありますが、それ以上にアルバイトの質が良くなるので、出来れば平日に引越しすることをオススメします。
引越し時間が短縮されやすい
平日だと、引越業者さんのスタッフや荷物を運搬するトラック、家具を包むための梱包材や毛布が多く集まりやすいので引越が効率よく短時間で済むことが多いという点です。
土曜日・日曜日には引越をする人が多いためスタッフがばらけてしまい、一つの現場に2~3人、トラックも一台しかいなかったりするのですが、引越件数が少ない平日の場合スタッフが集まりやすくなります。
スタッフとトラックが多く集まっていると荷物の運び出し・運び入れが効率的に早く終わります。また、スタッフの方や資材なども余裕があることで梱包を厳重にしてもらえたり、ぶつからないようにぶつけないように荷物を運んでもらえるなど、丁寧に引越をしてもらいやすくなるメリットもあります。
また、遠距離の引越の場合などに特に、引越トラックが幹線道路などの渋滞に引っかからずに済む点です。引越に持つの「運び出し、運び入れどちらでも、トラックが予定通りに着くことは効率の良い引越につながります。
休日を引越でつぶさずに済むので土曜日と日曜日を全て荷造りと荷ほどきに当てられるという点もあると思います。平日にちょこちょこではなく土日に集中して荷造りすることができるので効率よく荷造りができます。
役所への手続きが楽
平日には土日祝日とは違い役所関係があいているので、引越日に同時に役所関係への届け出や手続きができ、忙しい人は特に転出・転入の届け出を同日にすることもできるので引越に関わる作業が一日のみで完了できるという点です。
平日に仕事を抜けて市役所や警察署に行くのは大変なので、引越日にそれらが完了できることはメリットの一つだと思います。