引越し業者を利用せずに自分で引越しする場合は、引越し費用を抑えることができると言う最大のメリットがあります。
引越しの運搬に使う車さえ用意できれば、後は何とか仲間を呼んで自分達だけで引越し作業をしたいと言う気持ちも分かります。
しかし、自分たちだけで引越しをする際は、それに伴うリスクについてもしっかり認識しておかなければいけません。
引越し業者を使わず自分で引越しする場合のデメリット
荷物を破損した場合の補償がない
引越し業者を利用した場合は、もし業者が荷物を破損した場合は、当然ながら荷物の補償はしてもらえます。これは家に傷を付けてしまった場合でも同じです。
しかし、自分で破損や紛失をしても自己責任になるので、誰も補償してくれません。また、引越しを手伝ってくれた友人の場合が紛失してしまった場合も、補償はおろか、友情関係にヒビが入ってしまう可能性もあります。
事故トラブルも自分で解決しなければいけない
「荷物を落下させてしまった場合の処罰は?」でも解説していますが、事故を起こしてしまった際の責任も全て負わなければいけません。
自損事故など、自分だけの問題であればまだしも、相手を巻き込んでしまうと、相手の人生も破滅させてしまう可能性があります。
時間がかかる
引越し業者は引越しのプロなので、要領良く作業を行うことができるので、時間を短縮できますが、素人が引越し作業をすると思った以上に時間がかかります。
なので、レンタカーを借りる際は、ギリギリの時間で借りるのではなく、しょうもない事故を防ぐためにも、レンタル時間は出来るだけ余裕を借りるようにしましょう。
最後に・・・
私も引越しする際は、極力、引越し業者を使わずに作業を行うので、あまり人のことを言えませんが、事故やトラブルを起こした際のリスクを考えると、多少費用がかかっても引越し業者に頼んだ方が無難です。
特に長距離の引越しや荷物が多い場合は、その分、事故のリスクが上がりますので気を付けましょう。