引越しの荷造りをする際は、様々な資材が必要になります。
実家暮らしや、家族で暮らしている場合は、家の中を探し回ればある程度揃いますが、一人暮らしをしている人の家の中には、普段の生活で使う機会も無いので、なかなか無いものばかりです。
ここでは、梱包をする際に必要な資材の紹介と、入手方法や用途について掲載するので参考にしてみて下さい。
荷造りの際に必要な資材
ダンボール
ダンボールが無ければ何も始まりません。衣料などを入れている収納箱はそのまま持っていけますが、多くの小物はダンボールに入れて運搬することになります。
引越し業者に依頼する場合は、いくつか貰えることもありますが、業者を使わない場合は自分で用意しなければいけません。
単身引越しであればそれほど荷物も無いので苦労することもありませんが、家族で引越しする場合は何十個もダンボールが必要になりますので、事前に薬局やスーパーに行って使えそうなダンボールを確保しておきましょう。
ガムテープ
ガムテープには、一般的に使われるもので「クラフト(紙)テープ」と「布テープ」があります。
クラフトテープは表面がツルツルのやつで女性でも簡単に手でちぎることができるのが特徴です。100均でも売っていて価格も安く使っている方も多いですが、その反面、布テープに比べると粘着性はかけるので重たい荷物を入れると剥がれてしまう可能性があるので注意が必要です。
また表面がつるつるしていることから重ねて貼ることもできません。
一方、布テープは、クラフトテープに比べると価格は高いですが、粘着力があり重ね貼りも可能です。しかし、熱に弱く、剥がしたときにベトベトになるデメリットもあります。手でちぎるのも少しコツがいるので不器用な方には向いていないかも。
どちらも買うお金が勿体ないのであれば布テープだけでも構いません。
ひも
雑誌の運搬などに使う、荷造り用の紐を用意しましょう。百均に行けば腐るほど置いています。出来れば頑丈なものを選びましょう。一巻あれば十分です。
軍手
素手だと、紙で指先を切ったり、雑誌などひもで縛ったものを運ぶ際に痛いので軍手をした方がいいです。
軍手を選ぶ際は、ゴム突起の付いている滑り止めのあるものを選んだ方が、摩擦に強くなるので非力な女性でも運びやすいです。逆に、バイクを乗るときに使うようなツルツルの手袋は余計滑って危ないので避けた方がいいです。
安全の為にも、便利さの為にも、引越し作業をする際は必ず軍手をするようにしましょう。軍手は百均で売っているので、わざわざホームセンターなどで200円とか300円を出して買う必要はありません。
文具
ハサミやカッター、ダンボールに品名を記載する時に使うボールペンなどは、仕事などで使う機会も多いので、改めて揃える必要もないかもしれません。
たまに、家族全員で使うから、張り切ってそれぞれ3つずつ揃える家族もいますが、はっきり言って邪魔になるだけなので1つで十分です。これも、軍手同様、全て百均で揃えることができます。
工具
ドライバーやペンチなどの工具は、引越し時にあまり使う機会はありませんが、旧居でコードを固定するために釘を打っていたり、カレンダーを固定しているピンを外す際に使わなければいけない可能性があります。
特に一人暮らしの女性は使う機会はほぼ無く、これらの工具を持っている人は少ないと思うので、引越しの際に使わなそうであれば、改めて買い揃える必要はありません。
ビニール袋
ビニール袋は非常に重要です。家にあるありったけのビニール袋をかき集めて、特に洗濯機や家具などを固定する金具など、小さな部品は必ずビニール袋に入れておきましょう。
出来れば、ネジや金具などを入れる小さな袋、衣服など荷造り用に使う中ぐらいの袋、ゴミを入れる大きな袋の3つの大きさのビニール袋を用意しておくと心強いです。
新聞紙
コップやお皿など、割れ物を梱包する際に使いますので大量に用意しておきましょう。
その他にも・・・
雑巾やモップ、コロコロなどの掃除用品や、家具の保護カバー代わりにするタオルなど、集めなければいけないものは沢山あります。
ただ、基本的には百均で集めれる物ばかりなので、それほど費用はかからないでしょう。