これまで実家暮らしをしてきた人には理解しにくいかもしれませんが、テレビを視聴できる環境がある家に住んでいる場合は、NHKを見ている見てないに関わらずNHKの受信料を納めなければいけません。
ちなみに受信料は2ヶ月で2,520円で、6ヶ月前払いであれば7,190円、12ヶ月前払いであれば13,990円です。(地上契約の場合)
引越しする際は移転手続きをしましょう
電気・ガス・水道と同じように、引越しする際は移転手続き(住所変更)をしなければいけません。
と言っても、特別な手続きは必要なく、「フリーダイヤル:0120-151515」に連絡すれば簡単に移転手続きを行うことができます。
電話の際に伝えなければいけない情報
- 契約者の氏名
- 現住所
- 引越し日
- 新居の住所
- お客さま番号(領収書に記載されています)
NHKから送付されてくる領収書と新居の住所が分かる物があれば、簡単に答えることが出来る内容ばかりです。
インターネットからでも移転手続き可能
電話の方が手っ取り早いですが、インターネット上でも移転手続きを行うことが可能です。
手続きはコチラから。
実家から一人暮らしをする場合は?
これまで実家暮らしをしていた人で、これから一人暮らしをする人など独立する場合は、住所変更では無く「新規契約」が必要になります。
一人暮らしから実家に戻る場合は?
逆に、単身赴任などで一人暮らしをしている人が、実家など同居人がいる家庭に引越しする場合は、転居元の契約を解除しなければいけません。もし仮に、過払い分があれば、後で清算して戻ってきます。
手続きしなくても向こうからやってくる
一人暮らしをしたことがある人なら分かると思いますが、定期的にNHKの職員が加入手続きをするために訪問してくるので、その際に契約しても問題ありません。手続きが面倒な人は、NHKの職員が来るのを待っていましょう。
多い時だと1日に2~3回訪問してくることもあります・・・
そもそも受信料って払わなければいけないの?
実家暮らしだった人の大半は、NHKの受信料は親などの同居人が支払っていると思うので、一人暮らしをする際に受信料を払うことに抵抗がある人も多いでしょう。
テレビの報道やインターネットの情報でも、若者を中心にNHKの受信料を支払っていない人も多いです。2012年度のNHK受信料の加入率は全国で72.5%なので、およそ4世帯に1世帯は加入していないことになります。
今まで受信料を払ってない場合で実家に戻る際も遡って請求される?
この点に関しては、私も詳しく調べた訳じゃないので正確な情報を提供できるかわかりません。
まず、法律的には引越ししたからと言って未納分が跡形も無く消える訳では無いので、当然支払わなければいけません。
特に、契約をしたにも関わらず滞納期間があるのであれば、NHKの職員が追っかけてくることも有り得ます。
ただ、実際に請求に来たという事例はあまり聞いたことが無いので、NHKの職員も諦めているかもしれませんね。どんな商売でもそうですが、まずはお金を取りやすい人から請求に行くので、引越先の住所を探す手間を考えれば、後回しになっているのかもしれません。
後に住む人に迷惑がかかる
NHK側が引越しの事実を知らない場合は、滞納分があれば、当然ながら引越し前の旧居に職員が押し寄せてきます。
その際に、今住んでいる住人に迷惑をかけてしまうことも頭に入れておいてください。