引越しする前の手続きとして、真っ先にしておきたいのがインターネットのプロバイダの解約・変更手続きです。
何故、真っ先にしておかなければいけないのかと言うと、プロバイダにより多少異なるものの、解約・変更手続きが完了するのに最大で1ヶ月程度かかることもあるからです。
解約する際の確認事項
- 引越し先で同じプロバイダを使えるかどうか
- 引越し先で使えるプロバイダ
- 解約にかかる日数
- 解約手数料がかかるのか
- 違約金が発生するのか
- モデムなど返却物の確認
インターネットのプロバイダを解約する際は、引越し先で同じプロバイダが利用できるかどうかをまず確認しましょう。
引越し先がマンションの場合、使っている回線が限定されており、契約できるプロバイダが限られる場合もあります。逆に、同じプロバイダが使えるのであれば、住所変更及び回線工事のみで解約する必要はありません。
解約する際の注意点
解約手続きが分かりにくい
解約を先延ばしにする為なのか、ほとんどのプロバイダ会社は、ホームページ上で、解約の手続き方法を大々的に掲載していません。(意地悪ですよね・・・)
なので、解約の手順を知る際は、ホームページから探すのではなく、「〇〇(プロバイダ名)+解約の仕方」などの検索キーワードで検索をかけた方が早いです。
違約金が発生することがある
スマートフォンと同じで、大抵のプロバイダ会社は、2年契約割引など、長期契約者に優遇されるサービスを実施しています。
契約する際は、何も考えずに安くなるので加入しますが、2年以内に解約すると、結構な金額の違約金が発生するので、今の現状で解約した際に違約金が発生しないのかを確認しておきましょう。
メールアドレスが使えなくなる
住所変更するだけであれば、メールアドレスは変わらないので何も心配する必要はありませんが、解約する際はプロバイダが提供しているメールアドレスは一切使えなくなるので、使えなくなる前に新しいメールアドレスを作っておかなければいけません。
これを機会にGメールやヤフーメールなどフリーメールを取得しておいてもいいでしょう。フリーのメールアドレスは無料で取得できます。
ブログやホームページが使えなくなることも
プロバイダが提供しているドメインでブログやホームページを作っている場合、解約と同時にドメインが消滅するので注意が必要です。
メールアドレスを変更する
上記でも挙げましたが、プロバイダを解約するとメールアドレス(OCN)も使えなくなるので、メールアドレスを変更しておく必要があります。
メールアドレスを変更しなくても、問題なく利用できるサイトがほとんどですが、重要なお知らせがメールで届かなかったり、ログインの際に前にメールアドレスを忘れてしまってログインできなくなったり、何かと不便なので、自分が常日頃使っているサービスに関してはキチンと登録変更しておきましょう。
手続きも、そのサイトにログインしてメールアドレスを変更するだけなので、それほど手間はかからないでしょう。
メールアドレスの変更が必要なサイトが分からない場合
私も、引越ししてプロバイダを解約した時に悩みましたが、色々なサイトにメールアドレスを登録していて、メールアドレスの変更しなければいけないサイトが多すぎて把握できないですよね。
その場合は、今のメールアドレスで送られてくるメールの送信元の会社にはメールアドレスを登録していることになるので、とりあえずは送信元の会社(サービス)の登録情報は変更しておきましょう。