最近、ロフト付き賃貸は当たり前になっもきましたね。
しかし、私が初めてロフト付き賃貸を借りた時はまだまだロフト付き物件は少ない方だったので、使い方などを知っている人は周囲にはいませんでした。試行錯誤しながらなんとか工夫したのを思い出します。
ロフトがあると、それだけでお洒落に感じるし、何よりも住みやすい印象があると思うのですが、やはりそこには欠点などマイナス部分ももちろんあるのです。私の経験で良かったら、少しでも参考になればと思います。
ロフト付き物件とは
ロフトがついているのは、私もそうでしたが主にワンルームマンションに多いパターンです。そして、部屋自体は狭いタイプが圧倒的に多いです。
しかし、ロフトがある事により、普通のワンルームよりは断然使い勝手が良いです。本来のワンルームマンションだと収納スペースを望む事自体難しいですからね。
少しでも収納スペースが手に入るという意味でも、ロフト付きはとても良い物件だと思います。
ロフト付き物件の良い点
まずは、やはり広いスペースが手に入るという事ですよね。普通のワンルームを借りた場合、狭いスペースしかないので気持的にも窮屈さを感じます。
しかし、ロフトがあるだけで何となく広い空間を手に入れたような気持ちになります。それでいて、金額的にも大幅に変わる訳ではないので、お得感もありました。
ロフト付き物件の欠点
欠点といえば、ロフト付きの場合にはどうしてもロフトに上がる階段がありますよね。意外とこの階段が邪魔でした。私が借りたタイプのロフトの場合は固定タイプの階段で、どちらかというと中央付近にあったのです。
最初は気にならなかったのですが、荷物を運ぶ時や、洗濯する時などには、かなりこの階段が邪魔になりました。うっかりすると躓いてしまったりして、なにかと気を付けなければいけなかったのが欠点です。
それに、家具を運ぶ時にも、まずはこの階段をクリアしなくてはならなくて、本当に困ってしまいました。ロフトの欠点は、やはり階段だと私は思います。
ロフト活用術
私は、ロフトを使用する時は、もっぱら収納スペースとして使いました。読書が好きだったので、ロフトにはカラーボックスを横に倒して置いて、好きな本を綺麗に並べました。
まるで、気分だけでも本屋さんか図書館にいる時のような感じにしたかったのです。それに、本をカビから守る為にも、ロフトに置く事はとても良い方法だと思うんです。
私が住んでいた部屋は、とにかく湿気が多くて、床に本を置いておいたら、ほんの少しですがカビてしまったのです。ロフトのように高くて、風通しの良い場所に置いておいたおかげで、本はカビなくてすみました。
ロフトの活用を考えているなら、湿気に弱い物を置くのが良いと思いますよ。
ロフトで寝る時の注意点
ロフト付きの物件に住んだばかりの頃は、ロフトを寝室にしていたんです。幼い頃に見たアニメが影響で、屋根裏部屋的な所で寝る事にすごい憧れを持っていたんです。
早速、布団をロフトに運び込み寝室にしたんですが、一ヶ月もたたない内にやめてしまいました。
なぜなら、やはり寝返りが怖いという事ですよね。一応気を付けて寝てはいるんですが、かなり危なかったんです。柵は一応あるのですが、少し低くて、私は小柄な方なので良かったのですが、背が高い人や、ふくよかな人だとかなり危ないだろうと思ってしまうんです。
それに、寝ぼけて階段を降りた時には、足を踏み外してしまい、下に落ちてしまったんです。もっとも、落ちたとは言っても大した高さからてはなかったのですが、それでも心配になり、ロフトで寝る事はやめました。
何か起きた時に、ロフトにいると対応はかなり遅れると思うんです。安全を確保する為にも出来るだけ奥側に寝床を設定してあげる必要があります。
ロフトは暑くて寒い場所
私が住んだのは二階だったんです。そのせいか、夏になるとものすごい暑いんです。全体的にではなかったのですが、特に階段を上がってすぐの所は暑かったです。
北海道の賃貸には、クーラーがついている所はこの頃はまだ少なかったので、小型の扇風機などを置いて、ロフトを涼しく保つ事に気を付けました。ですが、まだ夏は良いんです。
問題は冬です。階段を上がった瞬間から、もうヒンヤリとした風が吹いてきて、とてもではありませんが長居は出来ませんでした。小型のヒーターを置いても一切暖かくはなりませんでした。
そこで行った対策としては、ロフトにタンスシートを敷いたんです。本当は発泡スチロールを敷きたかったのですが、なかなか上手くいかなくて、ある日、たまたま余ったタンスシートを敷いたら、とても暖かかったんです。
ズレては困ると思い、玄関マットの下に敷く滑り止めを敷くともっと良いです。これで、多少の寒さは防げました。
最後に
ロフト付きの部屋に住むというのは、とても便利な事が多いのですが、時には使いづらい事もあります。しかし、工夫次第ではとても有効に使える場所ですよ。
自分なりに住みやすいロフトを作るというのも、とても面白いと私は思います。